機械学習技術を応用したレタス栽培環境制御システムの開発について

[2021.07.01 ニュースリリース] 株式会社アビスト(東京都三鷹市、代表取締役社長:進 勝博)と、玉川大学農学部(東京都町田市、農学部長:小原 廣幸)は、AIによるレタス栽培制御の共同研究契約を締結し、2021年7月1日から 共同研究を開始しました。

【開発の背景】

完全人工光型植物工場は、 気象状況に左右されず、限られた水資源を有効活用できるなど、世界の様々な課題を克服するものであると考えられます。アビストのAIソリューション事業は、データを活用し新たな価値を創出することを目的としています。一方、玉川大学農学部では「完全人工光型植物工場」の研究を推進しており、閉鎖施設内でLEDを光源としたレタスの栽培は商品として出荷するまでに至っています。今回の共同研究では、栽培データを活用しAIを適用することにより、更なる安定栽培を可能にした次世代型の植物工場を実現することができると考えています。

<人工光型植物工場の課題>

  • 成長スピードの制御
  • 苗の良否判定
  • レタス以外の野菜の栽培

【共同研究の概要】

人工光型植物工場において成長を予測しコントロールするため、 植物工場におけるレタス栽培データを収集し、成長予測モデルの構築を目指します。

  • レタス栽培データの収集、解析
  • レタス成長予測モデルの構築
  • レタス苗良否判定のデータの収集

【研究者紹介】

玉川大学 農学部 先端食農学科 大橋敬子教授

AIソリューション事業本部 URL.https://www.abist.co.jp/service/AI_solution.html Email.abist-ai@abist.co.jp

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