(AR)人体の3D計測技術の開発について>産学連携

[2020.11.20 ニュースリリース]

株式会社アビスト(本社:東京都三鷹市、代表取締役社長:進 勝博)は、北海道大学 情報科学研究院 システム情報科学部門 システム創成学分野 金井理教授に技術アドバイスをうけ、当社の保有する 3Dデータ取り扱いノウハウ、空間/形状認識技術、AR技術および異常検知技術と、高度化するスマートフォン(スマホ)の機能を組み合わせて、簡単に高精度な 3D モデルを生成し計測することができる技術の開発を目指します。

【開発の背景】

ユーザのニーズの多様化により、身に着けるさまざまなものについて、より快適性が求められています。そこでは、身に着けるものと人体とのマッチングが重要になりますが、人体の3D形状を手軽に精密に測定する技術は、まだ少ないと考えています。

<人体3D計測の課題>

  • 形状認識:計測対象を特定するために物体認識の高い精度が求められる
  • 3Dモデル生成:カメラやモーションセンサーデータからの3Dモデル作成に高性能処理が必要になる
  • 動作環境:スマホの機能と、クラウドの処理を適切に使い分ける必要がある

【技術開発の概要】

誰でも簡単に精度の良い測定をおこなうことができる、以下のような3D計測技術の開発を目指しています。

  • 高精度:さまざまな着用マッチングに利用できる精度
  • 可視化:測定結果を3Dモデルとして可視化し、人が直感的に理解できる
  • マルチデバイス:端末や環境に依存しない

空間認識・ARソリューションの紹介ページ → https://ar.abist-ai.com/

【研究者紹介】

情報科学研究院 システム情報科学部門 システム創成学分野 金井理教授は、3次元幾何モデリングを核に大規模環境3次元レーザ計測や形状モデリングに関する技術開発を進めており、今回の技術開発において専門家としての技術アドバイスを受けます。

<AIソリューション事業本部>